Skyrunner® Japan Series 開幕戦「上田スカイレース」で上田瑠偉選手が優勝。

 

5月4日(土)、長野県上田市にて2025 Skyrunner® Japan Series 開幕戦上田スカイレース(Ueda Skyrace®)が開催されました。

上田スカイレース(26km/±3050m)は太郎山の全山を巡る熟達者向けの山岳レースで、手を使って登るスクランブリングの区間や、滑落の危険がある区間を走ります。このレースは Skyrunnner® World Series のひとつであり、世界のトップスカイランナーが集結致しました。

ESSがサポートする山岳ランナー「上田瑠偉」が選手出場し、3時間33分12秒の好記録で2位以下を20分近く離して優勝しワールドタイトルを獲得致しました。

上田瑠偉選手のコメント

最初の太郎山を44分で通過(過去最速)した中で、最後まで潰れることなく走れたのは良かったと思います。

昨年はスカイランナーワールドシリーズを転戦した中で、なかなか勝ち切れることが出来なくて、2位や3位が多かったですが、今回久しぶりにウィナービブを着ることができてとても嬉しいです。

また、上田瑠偉選手がレースで使用したサングラスについてコメントを残しております。

上田瑠偉選手が使用するサングラスはこちら

ESSは日本スカイランニング協会の公式パートナーとして、山岳ランナーを応援致します。

スカイランニングとは・・・

山岳やタワーを空に向かって駆け登るスポーツのこと

つまり、FAST&LIGHTなスタイルの快速登山です。ISFの定義では、傾斜30%を超える部分を含み、登攣難易度Ⅱ級 (※三点支持を要する)を超えない範囲とされています。前進する補助としてストック、アイゼンや手を使うこともあります。レースによってはヘルメットや手袋などの装備が必携とされることもあります。

山岳スポーツであるスカイランニングでは、水平距離よりも垂直距離標高差が重要な要素となります。つまり、スカイランニングにおける「ランニング」の意味は、陸上競技とは異なり、「走る」というよりも「駆け登る(下る)」ということになります。水平方向への走りやすさは求めていないため、競技会においては急峻テクニカルな斜面や標高2000m以上の高山をコースにする場合が多くなります。

標高2000m未満の低山においても、ランニング形式の快速登山はスカイランニングと表現できます。ワールドシリーズ戦や大陸別選手権などの国際的な競技会も、ISF基準を満たしている場合、イギリスや香港など低標高の地域で開催される場合もあります。

また、山岳での駆け登りから派生した都市型のスポーツとして超高層ビルやタワーの階段を駆け登るステアクライミングも世界各国の主要都市で開催されています。さらには冬季種目であるスカイスノーも新種目として追加されました。