サングラスは「太陽光の眩しさや有害光線と言われる紫外線から目を保護する役割を担っているアイテム」で、登山に必須とされています。
登山をするときは、自分にぴったりのサングラスをかけて快適に楽しむことをお勧めします!
なぜ登山にサングラスが必要なのか知っていますか?
山は紫外線量が多く目にダメージを受けやすい!
サングラスをかける理由は眩しさを軽減するだけでなく、山は標高が高くなればなるほど紫外線量が多くなる場所だからです。
「曇りの日の登山であれば、サングラスは不要」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、天候にかかわらず登山をする際はサングラスが必須です!
なぜなら
紫外線量は「標高が1000m高くなるごとに約10%も増える」と言われているため・・・
登山中は目の角膜などがその紫外線のダメージを受けやすくなります。
その為、目を紫外線から守るためにもUVカットのサングラスをかける必要があります。
富士山(五合目)で地上よりも紫外線量が23%も強い!
日本一標高の高い「富士山」は、車で五合目まで行くことができますが、五合目の標高は2380 m。
なんと、地上よりも紫外線量が23%も強くなります!
気軽なハイキングでさえ600m〜800mの標高の山を登るので、日帰りハイキングでさえも紫外線量は強いです!
斜面が綺麗に見えて目が疲れにくい?
サングラスをかければ山の斜面が認識しやすくなり太陽の眩しさも軽減してくれるので、目が疲れにくくなります。登山やハイキングシーンで見落とされがちなのが「目のケア」です。
皮膚が紫外線を浴びてダメージを受けるように、目も紫外線を浴びてダメージを受けます。
紫外線を長時間浴びた目は、疲労などが溜まりやすく・・・また、角膜の炎症や痛みを伴います。
一度疲労が溜めると回復するのに1日から2日程度と時間が掛かり、それを繰り返してしまうと白内障のリスクも高まるので、登山やハイキングをする際は必ずサングラスを使用したほうが良いと言われており「多少の疲れくらいは平気」などと甘く考えずに、サングラスを着用することをお勧めします。
アクシデントや危険なものからも目を守る
山を登っていると、突然強い風が吹いたり、砂埃が舞ったりなどのアクシデントに見舞われることも多いです。
強い風や砂埃を目に直接浴びると一瞬視界を失ってしまい、足元が不安定な登山道で視界を失うことは命の危険に関わるので大変危険です。
また場所によっては木の枝が飛び出しているところもあり、それが目に刺さってしまうことも考えられます。
登山にサングラスを使うメリットは、紫外線対策だけではありません。
登山やハイキングなどでサングラスを使うことで・・・
- 目が疲れにくくなる
- シミやそばかす対策になる
- 斜面状況を確認しやすくなり疲労を和らげる
- 集中・リラックスして登山ができる
上記のような効果があります!
日帰りハイキングやキャンプなど登山のみならず山の中でアウトドアを楽しむ際は、サングラスを愛用してみるのは如何でしょうか。