海辺では日光を遮るものがなく、水面での照り返しや強い海風にさらされるので、サングラスで紫外線や乾燥から目を守るサングラスは欠かせません。
紫外線の健康リスク
屋外では紫外線に注意が必要と言われていますが、それは日焼けをするからという理由だけではありません。
眼に大量の紫外線が入った場合も、眼病やアレルギーの誘発、皮膚の老化や炎症などのリスクが高まるため注意が必要です。
海では想像以上の紫外線が?
特に海では、空から降り注ぐ紫外線のほかに、「砂浜から25%」「水面から10〜20%」の照り返しによる紫外線があるとされています。
アスファルトからの照り返しが10%ほどであることを考えると、倍以上の数値です。
海辺では直射日光に当たる時間も長いため、きちんとした対策をしておきましょう。想像以上の紫外線を浴びることになってしまいます!
マリンスポーツにおけるサングラスの必要性
陸上よりも海のほうが、水面からの反射と太陽からの直射で、紫外線による影響が強いです。
サングラスは、紫外線透過率が0.1〜1.0%以下、もしくはUV400で、可視光透過率30〜40%のものがお勧めです。
サーファーに多いといわれる瞼裂斑や翼状片、白内障などがありますが、どれも紫外線が大きく関係していると言われています。
また、海面で乱反射した光により、陸上よりも光が眩しく感じられます。偏光サングラスなどによって視界をクリアに保てば、波の様子などをよりしっかり確認することができて、パフォーマンスの向上につながります。
強い照り返しから眼を守るためにも、海に出る際にはしっかりと紫外線対策を考えることが大切です。
マリンスポーツにおすすめのサングラス
サーフィン系
サーフィンやボディーボードでは、サングラスをすることのメリットもありますが、デメリットも存在します。
サングラスを装着することで視界が狭まり、レンズが曇ったり水滴がついたりすると見づらくなってしまいます。また水面に潜る、強い波に当たるなど、激しい動きをしてサングラスがずれてしまうと、水上でサングラスを掛け直すのは難しいという面もあります。
そのため日本ではまだ、ゴーグルやサングラスなどをつけてサーフィンやボディーボードをする人は少ないです。
しかし「ずれにくい形状にする」「落水しても浮く構造にする」「ヘッドリーシュと呼ばれるゴムでずれないようにする」など、サーフィンやボディーボードに適した構造のサングラスで、目の病気を予防するためにサングラスの着用をお勧めします。
疾走系
疾走系のマリンスポーツは、太陽の光だけでなく、強い風から目を守るためにもサングラスは必須になります。
スポーツタイプのサングラスの中から、自分の顔にフィットしてずれにくいものを選びましょう。
ボート系
ボート系のマリンスポーツでは疾走系ほどの激しい動きはありませんが、眩しさや紫外線、強い風から目を守るためにサングラスをしておくと安全です。
疾走系と同じようにスポーツタイプで顔にフィットするモデルがおすすめです!